令和8年2月から、秋田の公共工事のルールが変わります
秋田県が公告する公共工事の現場では、CCUS(建設キャリアアップシステム)の原則活用が求められることになりました。
このページでは、原則活用の内容と準備についてまとめたいと思います。
CCUS原則活用とは
つまり何かというと、
【今度から秋田県内の公共工事の現場に入るときには、みんなCCUSのカードを持っていないといけないよ】
【元請はCCUSのシステムを使って施工体制台帳を作ったり、現場にカードリーダーを置いたり、色んな手配をしなくちゃいけなくなるよ】
【だからみんなカードの準備しておいてね】
ということです。
秋田はCCUSの普及率が全国的に見て少なめだったのですが、ついに本格的に普及促進が始まったと感じました。
これからは公共工事の協力会社(下請)を選ぶ際、CCUSを登録している会社かどうかが重要になっていくと思います。
CCUSカードとは
そもそもCCUSカードって何ですか?という方も多いと思います。
簡単にいうと、建設業版のマイナンバーカードみたいなもので、CCUSの技能者登録をすると手元に送られてきます。
元請下請関係なく建設業界で働く人は、1人1枚持ちましょうと国が推進しているカードです。
元請企業が現場ごとに設置したカードリーダーなどにタッチすると、その日、どの現場に、誰が、どんな資格を持った職人さんが、何時から何時まで働いていたか分かるようになります。
なんだかややこしいな、面倒そうだなと感じる方も多いかもしれませんが、実はCCUSシステムを活用することには、もちろんメリットもあります。それはまたいつか別のページで。
カードはどうやって作るの?どれくらい時間がかかるの?
持たなきゃならないことはわかった。
じゃあどうやって作ればいいのか。
ここではざっくりとCCUSのカード発行までの仕組みをお話しします。
- 会社のIDをつくる(事業者登録)
- 個人のIDをつくる&会社IDに紐づける(技能者登録&所属企業紐づけ)
- 個人のCCUSカードが手元に届く。
以上です。
どうでしょうか。意外とシンプルな仕組みですよね。ただ仕組みを理解するまでにちょっと大変かも(小声)
そしてこれをイチから全部やると、結構時間がかかります。
事務局の混み具合にもよりますが、大体2.5ヶ月くらいはかかります。
元請さんに来月の現場からカード必須だよ〜と言われてから作り始めたら、おそらく間に合いません。
有効期間は結構長め(会社ID5年、個人ID10年)なので、思い立ったときに作っておくのが良いと思います。
1人親方の場合も事業者登録は必要?
1人親方の場合でも、1.事業者登録は必要です。
1.事業者登録で個人の屋号を登録し、2.技能者登録の際、個人カードに屋号を紐づけます。
ややこしいですよね。
私も初めはこの仕組みがよくわかりませんでした。
当事務所を例としてご説明します。
- グラント行政書士事務所のIDを作る(事業者登録)
- 私の個人IDを作るときに、所属をグラント行政書士事務所にする(技能者登録&所属企業紐づけ)
- 私のCCUSカードが届く
このような感じです。
お金はどれくらいかかるのか(導入のとき)
資本金500万円の5人所属の会社で、会社IDと個人ID5人分を発行したいケースでご説明します。
自社ですべて行う場合は実費のみなので、ざっくり5万円くらいです。
行政書士事務所に依頼する場合は、実費5万と報酬約12万で、合計17万円前後です。(報酬は事務所によって違います)
登録のみを承っている事務所・登録後のサポートまで行っている事務所など様々です。
当事務所はCCUS認定アドバイザーの行政書士が、登録後もサポートを承っております。
【会社ID実費】
・事業者登録料(5年ごと)※0.6万円〜240万円 資本金額により変わります。
・管理者ID利用料 11,400円(会社ID 1つごと)
【個人ID実費】
・1名につき、簡略型2,500円もしくは詳細型4,900円のどちらか(10年ごと)
簡略型→名前、生年月日、所属企業など基本事項のみ登録したい人向け。
詳細型→簡略型の内容に加えて、資格情報も登録したい人向け。レベルアップ申請したい方はこちら
経験上、初めから詳細型にすることをおすすめします。
簡略型から詳細型に途中で変更することも出来ますが、その都度費用と時間がかかってしまうからです。
お金はどれくらいかかるのか(毎年の維持費)
CCUSは毎年の維持費もかかります。
会社IDは、1つのIDごとに11,400円。1人親方の場合は2,400円。
これはCCUSのカードをタッチするしないに関わらず、毎年かかります。
毎年納付書が送られてきますので、お支払いをお願いします。
つい払い忘れてしまってたという場合は会社IDが休止状態となります。手元に納付書がある場合は、その納付書を使って支払える場合が多いです。万が一支払えなくなっていた場合は、CCUS事務局等にお問い合わせ下さい。
支払えば多くの場合IDがまた使えるようになります。
元請はその他にも、タッチ1回ごとに10円の利用料がかかります。
1日に10人、5日間の現場だったとします。
その場合、10円×10人×5日間で、500円の利用料がかかるということです。
おわりに
本ページでは秋田で公共工事のルールが変わることと、CCUSのしくみについてざっくりお伝えしました。
当事務所では代表がCCUS認定アドバイザーのため、制度についてわかりやすくお答えいたします。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせフォームよりぜひご質問下さい。
ここまでお読み頂きありがとうございました。