トビドくん
今度、税込500万円以上の工事を受注できそうなんだ!
そうなんだ!おめでとう〜
ところでトビドくんの会社は『建設業許可』は取得しているかな?
今までは500万円以下の工事しか請け負っていなかったから、持っていないよ。『建設業許可』はどんな場合に必要になるの?
目次
『建設業許可』が必要になる場合
工事1件の『請負金額』が、税込500万円以上の場合に許可が必要になるよ。(建築一式工事以外)
建築一式工事の場合は、次のどちらにも該当する場合には許可が必要だよ。(片方のみ該当する場合は許可は必要ない)
・工事1件の『請負金額』が税込1500万円以上
・木造住宅で延べ面積が150㎡以上
500万円未満の工事なら、許可が無くても受注できるんだね。
ところで『請負金額』って何?
『請負金額』とは次の3つを合計した金額のことだよ。
①工事金額
②工事に必要な材料を発注者が提供した場合の材料代
③材料の提供にかかった運賃
工事の金額が500万円未満でも、材料代や運賃を足して税込500万円以上の工事を受注する際には、許可が必要だよ。
ちなみにさ、600万の工事を300万と300万に分けて契約すれば許可が無くても受注できるの?
1つの工事を2つの契約に分けたときは、金額を合算して判断する必要があるよ。
そうなんだ!許可はいつまでに取得すればいいの?
来月契約になりそうなんだけど…
建設工事の請負契約をするときまでに取得する必要があるよ。
トビドくんは来月に契約出来そうなんだよね。その場合は来月の契約の時までに許可を取得しておけばOKだよ。
よーし!それじゃあ許可を取得するぞー!
そうだね!許可を取得するにはいくつかの要件を満たす必要があるから、次の章で説明するね。許可取得に向けて一緒にがんばろう!
To be continued…